2012年02月18日

シム公開の準備体操--その1

みなさん、OpenSimをスタンドアロンで立ち上げることに成功しましたか?

もしまだという人はこの先にすすむまえにわたしのブログを読み返して設定などもういちどチェックしてみてください。

あるいは--いまとなっては少数派だと思いますが、あなたがいまだにXPを使っているとしたら--OpenSimが立ち上がらない理由は.NET Framework (3.5以上)が入っていないせいかもしれません。

http://opensimulator.org/wiki/動作環境

↑ここを参考にしてダウンロード、インストールしてください。

またmacやLinuxの場合にはネットアプリを動かすときに必要なmonoのバージョンが古いのかもしれません。(2.4.x以上)

上とおなじページでどうか確認してみてください。

とはいえ、たいていの場合スタンドアロンは問題なく動くはずです。そしてスタンドアロンが動かないうちOpenSimをグリッドモードでOSgrid等にいきなりつなごうとしないほうがいいです。

グリッドモードにはスタンドアロンとは違った性質の困難がいろいろ待ちかまえているからです。

と、脅かしましたが、この「困難」--ひとによって違うようなのです。たぶん中にはほとんど障害にあうことなく簡単にグリッドにシムを公開できてしまう人もいらっしゃるでしょう。

もしあなたの使っているブロードバンドルーターがたまたまあるメーカーのある機種である場合、OpenSimをグリッドモードで立ち上げることはスタンドアロンとほとんど難易度がかわらないはずです。

言い換えれば、もしあなたが(運よく)現在「NATループバック」と「ダイナミックDNS」に対応したルーターを使用しているなら……この先このブログで書かれる設定そのままで即OSgridにシムを公開、所有することができるはずです。


(じゃあどのルーターがそうなのか? じつはこれはなかなか調べるのが難しいんです。メーカーのホームページを見てもそれについての情報が載っていないことが多いようです。

http://natloopback.web.fc2.com/list.html

すべてを網羅しているわけではないでしょうけど、たとえばこの方(お名前がわからずすいません^^)のサイトなど参考になるかもしれません。)

http://opensimulator.org/wiki/NAT_Loopback_Routers

海外の機種でしたらOpenSimの公式ページにも載っています。

反対にそうしたルーターを持っていない方たちはおのおののインターネット接続環境に応じた問題を解決しなければならないでしょう。(たとえばわたしはフレッツ+光電話という最悪の条件のひとつをクリアしなければなりませんでした……^^)

とはいえ、(自身の経験からも)つねに解決の方法はいくつもあり,あきらめずに取り組めばそれらの障害はいつか必ず乗り越えられる、とわたしは信じています。

そしてこのブログはまさにそうした(ある意味不運な^^)方たちのために解決の方法をさぐることを目的としています。

ということで--さて、ではいよいよつぎにすすみましょうか。

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Posted by もとちゃ at 13:03│Comments(0)OpenSim(オープンシム)
 
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