ここでOSgridにシム公開しているわたし自身のDoruLandiaリージョンの設定をごらんにいれましょう。前々回触れたあのbin/Regions/にある「Regions」ファイルです。
ごらんのとおりスタンドアロンのときの設定とよく似ています。
まる1.--はUUID。ひとりひとりべつべつの数字がはいります。ここはスタンドアロンとまったくいっしょにコンピューターが自動的につくって入れておいてくれます。
まる2.--これはリージョンのあるロケーションです。スタンドアロンのときは「1000,1000」でしたが、じっさいのグリッドに公開する場合はそうはいきません。ほかのシムのない座標を捜して数値をいれる必要があります。(注1)
まる3.--インターナル・アドレス。プライベート・アドレスとも呼ばれます。つまりあなたのローカルなネットのなかでのサーバーの動いているホストマシンのアドレスです。(注2)
まる4.--インターナルポート。ここもスタンドアロンのときといっしょで「9000」でだいじょうぶ。
まる5.--あの意味不明の設定^^ スタンドアロンとおなじく「False」にしておきましょう。。
まる6.--エクスターナル・ホスト・ネーム。外部のインターネットからみたあなたのIPアドレスを示す名前がここに入ります。(注3)
あなたはただOSgridのホームページからダウンロード、インストールしたOpenSimを立ち上げ、こうした設定になるようにスタンドアロンのときと同じようにコマンドラインからの質問に答えていけばいいだけです。
すべての質問に答えれば最後はリージョン名+rootでのマーカー点滅でコマンドウインドウのスクロールは停止し、ビューアーでOSgridにログインすればあなたは公開された自分自身のシムに立つことができます。
じつに簡単ですね!^^
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注1:OSgridのグリッドのうち空いている場所を探すときは、まずOSgridのホームページのタブのうち……
「Grid」を選び、でてきたメニューのなかから
「Quick Map」を選択してください。
するとこんな画面が現れます。画面の青い部分がいま現在他の人のシムが置かれていない場所ですから、マウスで座標の数値を読み取ってメモしておきます。
注2:Windowsだったらつぎのようにしてホストのプライベート・アドレスを調べます。
まずWindowsアイコンから「ファイル名を指定して実行…」をクリック。空欄に「cmd」といれて「OK」を押します。
するとコマンド入力画面が開くので
「ipconfig」といれてエンターを押します。
するとコマンドウインドウにずらっと表示が並びますから
「イーサネットアダプターローカルエリア接続」の下の
「IPv4アドレス」という項目をみつけてください。
その......:に書かれている数字がそうです。
注3:もし固定IPアドレスをお持ちならそれを入れてください。
そうでない場合、ダイナミックDNSサービスを利用することになるでしょう。
http://motocha.slmame.com/e1209310.html
↑サービスからわりふられたドメイン名をここに書き込んでください。