2012年02月15日
猿でもわかるIPアドレス、ホスト名、DNS…
(あらかじめ断わっておきますが、わたしもとちゃはかなりアバウトな性格です。
とうぜん正確な解説なんかできませんっ!(←とひらきなおっておく^^)
ここでの説明はですから専門の人からみると「とんでもない」ものじゃないかと思います。
でもわたしの粗雑な頭ではこれが限界なのです。
そのあたり、どうか暖かい目でごらんになってくださいね^^
と言い訳しつつ、)
--ついにきました難関中の難関^^
何気なく耳にしていてもいざ正体は何?と聞かれるとぐっと返事にこまってしまうITギョーカイ用語のかずかず。
そのなかでもいちばん目にする機会の多いのがこの「IPアドレス」とか「ホスト名」(あるいは「ドメインネーム」)、そして「DNS」って言葉たちですよね。
できれば正体なんか知らずに避けてとおりたい……^^
でも、ざんねんながらあなたが自分のシム(リージョン)をOSgridのようなオープンなグリッド上にに公開するためには(つまりお友達に自由に遊びに来てもらうためには)これらの用語を理解することが必要にして不可欠なんです。
だから眠気をこらえてちょっとだけつきあってください。
(もちろん「そんなこと、いまさら…ほっ、ほっ、ほ、(←侮蔑の笑い)」という方はこの先を読む必要はありません^^)
IPアドレスとは?
わたしたちがパソと呼んでるものをギョーカイ用語では「ホスト」というらしいんです。
ホステスじゃありません。
でそのホストにはひとつひとつ「ところ番地」というか「電話番号」というか、識別のためにひとつづきの数字がわりふられています。(だれがどうやって?という疑問はこのさい忘れてください^^)
なにしろ世界中のホストすべてにわりふるんですから大変に長い数字です。(とはいえもう足らなくなって久しいんですけどね^^)
よく目にするかもしれませんね。数字を四つづつ「.」でくぎったやつ。
たとえば--
174.129.12.82
こんなふうな形のやつです。(ソラマメのサーバーのIPアドレス^^)
わたしたちのパソコンはみな(インターネットにつながっているやつは)すべてこの「IPアドレス」を持っている、このことをまず最初にしっかり頭にいれてください。
インターネットが世にでてしばらく、このやり方はうまくいっていました。
ホスト名とは?
でもそのうち問題もでてきたんです。
ひとつは数字の羅列というのはわたしたち人間にとってかなり覚えにくいということ、
そしてもうひとつは上で言ったようにパソの数が劇的に増えてわりふる数字が足らなくなってきた、ということです。
で解決策が考えられました。
たとえば最初の問題の解決方法は、数字の羅列のかわりに、人間が覚えやすい「名前」を使おうといアイデアです。たとえば--
174.129.12.82
のかわりに
slmame.com
みたいなわかりやすい「名前」をつかいます。これが「ホスト名」です。
そしてこれを「ドメイン名」、「ドメインネーム」と呼ぶこともあります。
(本当は「ホスト名」と「ドメイン名」はある個人を呼ぶときの苗字と名前みたいに微妙に意味合いがちがうんですが、ここではアバウトに「同じもの!」ということにしてしまいます^^
ともかくわりふった以上はそれをいつでも使えるように記録しておかなきゃなりません。そのための専用のコンピューターがネット上に必要です。
この役を専用にこなすサーバー、それが「ドメイン・ネーム・システム」サーバー、つまり「DNS」サーバーです。
NATって?
じゃあつぎのIPアドレスの不足はどうやって解決するのか?
これは簡単じゃないことはなんとなくわかりますね? 素人考えとしては各ホストにふりふられた数字をもうすこし長くしたら? と思います。その方法がいちばんですし、そのための方式の変更がすでにはじまってもいます。(IPv6って聞いたことありません?)
でもいちど社会全体にひろがってしまった形式をかえるのは並大抵じゃありません。
そこで窮余の策として考えだされたのが「NAT」です。
さいわいわたしたちのパソは--家庭用も企業も--たいていルーターという機械をつうじてインターネットに接続されています。
そこで数の不足してるIPアドレス(世界共通、つまり「グローバル」なやつ)をとりあえずこのルーターにだけわりふってしまうわけです。(ルーターもまた立派な「ホスト」です。ホステスじゃありません)
そしてこのルーターにつながっているローカルなネット(ローカルエリアネットワーク=LAN)の中にあるおのおののパソコンはこのルーターから身内だけの特別なアドレス(「ローカル」なやつ)をわりふってもらいます。
この仕組みを実現するためにルーターに組み込まれた仕組みが「NAT」(ネットワーク・アドレス・トランスレーション、トランスレーションは「翻訳」、ですね)です。
(ほんとは「NAT」じゃなく「NAPT」と呼ぶべきなんだそうです。Pは「ポート」でルーターの出入り口(つまりポート)を区別することでLAN内のそれぞれのパソを識別する技術もこれにふくまれるからです。「NAT」はまた「IPマスカレード」ともよばれますし、これには身内のローカルアドレスをあらかじめ固定してしまう「静的」なのと、そのたびにアドレスがかわる「動的」なのがあります。でも、これはまあ薀蓄(うんちく)ということで……^^)
グローバルIPアドレス?
こんな具合にあなたの家のルーターにも(ルーターがなく直接インターネットに接続しているならパソに)世界でたったひとつのグローバルIPアドレスがわりふられています。
これは考えたらちょっと大変なことですよね。世界中に何億台もあるだろうホストひとつひとつに唯一の番号ですから。
ひとりひとりのユーザーがそれを得るためにいちいちその筋(^^)に届け出るとしたら全世界的な規模でのIPアドレスの申請、取得がどのぐらい時間と手間をようすることか?
幸いわたしたちがインターネットを利用するときそんな困難はありません。なぜならインターネット接続サービスを提供してくれる各プロバイダーがすでにまとめて手続きをすませてくれているからです。
わたしたちはプロバイダーと契約するだけで簡単にグローバルなIPアドレスを取得できます。プロバイダーは自分の手持ちのアドレスを契約者にわりあてるだけですみます。
と言いつつ。ここにはちょっと陥穽(おとしあな)があるんです。
上の話はその割り当てられたアドレスが「固定」されたものであればそのまま通用します。
でも実際には「固定IPアドレス」をもっているユーザーは個人ではまだそれほど多くはないでしょう。
考えてみてください。これからOpenSimサーバーをネットに公開しよう、というパワーユーザーのあなたはともかくとして、ごくごく一般の人がインターネットをどういうふうに利用しているか?
たぶん一日のうちパソコンをネットに接続してる時間はごくわずか、という人がおおいんじゃないでしょうか?(ケータイでツイットするのは別にしてね^^)
外にでて働いてる人たちは出勤前と帰宅後に自宅のパソをたちあげるだけでしょうし、家にいる年配の方たちでも(たいてい)一日一回メールをチェックして、あとはたまにウエブで塩麴のレシピを確認するというのがほとんどじゃないかなと思います。(もちろんカップヌードル片手に一日モニター画面を睨んでるというご高齢の方も一部いらっしゃるでしょうが^^;)
そういう人たちにまで固定アドレスをわりふるのはある意味でネット資源のむだとも言えます。
そこでプロバイダーは「動的」なNATに似た仕組みで各契約者に「動的」にIPアドレスをわりふる仕組みをつかっています。
手持ちのIPアドレスのなかから空いているものを、そのときネットに接続している契約者にわりあてるのです。
これによってわたしたち契約者も固定アドレスの利用者よりずっと安い利用料でインターネットに接続することができるようになります。プロバイダーも取得するIPアドレスの数を節約できますし、世界的に不足してるIPアドレスをめったに利用しない人にありあてて枯渇させずにすみます。
つまり、これで八方すべてまるく収まるはずなんですが--
OpenSimをたちあげてサーバーをネットに公開しようという(パワーユーザーの)あなたはこのやり方では困ってしまいます。
なぜならひとたびサーバーをたちあげた以上、あなたのパソにはネット側からのアクセス--たとえばべつのパソの上のビューアー(クライエント)からの、あるいはグリッドサービス上の連動するサーバーからの--があらゆる瞬間にありうるからです。
このとき接続のたびに「動的」に変動するアドレスではうまく動くことはまったく望めません。
基本的にOpenSimは「固定された」「常時接続された」IPアドレスをもつホスト上で動くことを前提につくられています。
(まあこれが本来のインターネットの理想なんですけどね)
ダイナミックDNSとは?
これを解決するのには固定アドレスを取得するのが一番です。(できればふたつ以上取得してください。のちほどでてくるNATループバックの問題を回避するためです。)
でも固定アドレスの維持には財布との相談をしなけりゃなりませんよね。だいいちあなたがOpenSimに魅力を感じたのはたぶんセカンドライフとちがってシムを無料で所有できる、という見通しだったはずです。
シムを無料で手にいれられても固定アドレスの契約で負担がましてしまっては本末転倒ですねー。
で、残る解決策は--ダイナミックDNSというわけです。
まえに書いたように「ホスト名」(「ドメイン名」)はあなたのパソ(ホスト)に一対一にわりあてられたグローバルIPアドレスの「別名」です。
ですから接続するたびにこのアドレスが変動するプロバイダー契約者にはこれを名づけることができません。
「静的」--つまり固定されたもの、としては…。
でも「NAT」に似た技術をつかって「動的(ダイナミック)」にこれをわりつけることも技術的にはできるんです。
それをやってくれるのが「ダイナミックDNS」サービスです。--しかも無料のサービスもふくまれます。
たとえば「ダイナミックDNS」というキーワードでぐぐると…、
http://www.kooss.com/ddns/
http://www.eastcourt-rokko.com/domain/dyndns.html
上のようなサイトがヒットします。
こんななかからあなたは自分にあった「ダイナミックDNS」サービスを見つけてください。
ただし上のサイトにあげられているサービスがすべて使えるとはかぎりません。
この世界は変動がはげしくて、いままで使えたものが使えなくなったり、ということがよくあります。
たとえばダイナミックDNSの老舗(しにせ)として有名だった「Dyndns.org」はごく最近無料のサービスを終了してしまいました。
根気強くネットをさがして最良と思えるサービスをみつけてください。なおかつそのサービスが終わってしまわないか、ときどきチェックしてください。
まあ無料なんだからしょうがないよね^^
とうぜん正確な解説なんかできませんっ!(←とひらきなおっておく^^)
ここでの説明はですから専門の人からみると「とんでもない」ものじゃないかと思います。
でもわたしの粗雑な頭ではこれが限界なのです。
そのあたり、どうか暖かい目でごらんになってくださいね^^
と言い訳しつつ、)
--ついにきました難関中の難関^^
何気なく耳にしていてもいざ正体は何?と聞かれるとぐっと返事にこまってしまうITギョーカイ用語のかずかず。
そのなかでもいちばん目にする機会の多いのがこの「IPアドレス」とか「ホスト名」(あるいは「ドメインネーム」)、そして「DNS」って言葉たちですよね。
できれば正体なんか知らずに避けてとおりたい……^^
でも、ざんねんながらあなたが自分のシム(リージョン)をOSgridのようなオープンなグリッド上にに公開するためには(つまりお友達に自由に遊びに来てもらうためには)これらの用語を理解することが必要にして不可欠なんです。
だから眠気をこらえてちょっとだけつきあってください。
(もちろん「そんなこと、いまさら…ほっ、ほっ、ほ、(←侮蔑の笑い)」という方はこの先を読む必要はありません^^)
IPアドレスとは?
わたしたちがパソと呼んでるものをギョーカイ用語では「ホスト」というらしいんです。
ホステスじゃありません。
でそのホストにはひとつひとつ「ところ番地」というか「電話番号」というか、識別のためにひとつづきの数字がわりふられています。(だれがどうやって?という疑問はこのさい忘れてください^^)
なにしろ世界中のホストすべてにわりふるんですから大変に長い数字です。(とはいえもう足らなくなって久しいんですけどね^^)
よく目にするかもしれませんね。数字を四つづつ「.」でくぎったやつ。
たとえば--
174.129.12.82
こんなふうな形のやつです。(ソラマメのサーバーのIPアドレス^^)
わたしたちのパソコンはみな(インターネットにつながっているやつは)すべてこの「IPアドレス」を持っている、このことをまず最初にしっかり頭にいれてください。
インターネットが世にでてしばらく、このやり方はうまくいっていました。
ホスト名とは?
でもそのうち問題もでてきたんです。
ひとつは数字の羅列というのはわたしたち人間にとってかなり覚えにくいということ、
そしてもうひとつは上で言ったようにパソの数が劇的に増えてわりふる数字が足らなくなってきた、ということです。
で解決策が考えられました。
たとえば最初の問題の解決方法は、数字の羅列のかわりに、人間が覚えやすい「名前」を使おうといアイデアです。たとえば--
174.129.12.82
のかわりに
slmame.com
みたいなわかりやすい「名前」をつかいます。これが「ホスト名」です。
そしてこれを「ドメイン名」、「ドメインネーム」と呼ぶこともあります。
(本当は「ホスト名」と「ドメイン名」はある個人を呼ぶときの苗字と名前みたいに微妙に意味合いがちがうんですが、ここではアバウトに「同じもの!」ということにしてしまいます^^
ともかくわりふった以上はそれをいつでも使えるように記録しておかなきゃなりません。そのための専用のコンピューターがネット上に必要です。
この役を専用にこなすサーバー、それが「ドメイン・ネーム・システム」サーバー、つまり「DNS」サーバーです。
NATって?
じゃあつぎのIPアドレスの不足はどうやって解決するのか?
これは簡単じゃないことはなんとなくわかりますね? 素人考えとしては各ホストにふりふられた数字をもうすこし長くしたら? と思います。その方法がいちばんですし、そのための方式の変更がすでにはじまってもいます。(IPv6って聞いたことありません?)
でもいちど社会全体にひろがってしまった形式をかえるのは並大抵じゃありません。
そこで窮余の策として考えだされたのが「NAT」です。
さいわいわたしたちのパソは--家庭用も企業も--たいていルーターという機械をつうじてインターネットに接続されています。
そこで数の不足してるIPアドレス(世界共通、つまり「グローバル」なやつ)をとりあえずこのルーターにだけわりふってしまうわけです。(ルーターもまた立派な「ホスト」です。ホステスじゃありません)
そしてこのルーターにつながっているローカルなネット(ローカルエリアネットワーク=LAN)の中にあるおのおののパソコンはこのルーターから身内だけの特別なアドレス(「ローカル」なやつ)をわりふってもらいます。
この仕組みを実現するためにルーターに組み込まれた仕組みが「NAT」(ネットワーク・アドレス・トランスレーション、トランスレーションは「翻訳」、ですね)です。
(ほんとは「NAT」じゃなく「NAPT」と呼ぶべきなんだそうです。Pは「ポート」でルーターの出入り口(つまりポート)を区別することでLAN内のそれぞれのパソを識別する技術もこれにふくまれるからです。「NAT」はまた「IPマスカレード」ともよばれますし、これには身内のローカルアドレスをあらかじめ固定してしまう「静的」なのと、そのたびにアドレスがかわる「動的」なのがあります。でも、これはまあ薀蓄(うんちく)ということで……^^)
グローバルIPアドレス?
こんな具合にあなたの家のルーターにも(ルーターがなく直接インターネットに接続しているならパソに)世界でたったひとつのグローバルIPアドレスがわりふられています。
これは考えたらちょっと大変なことですよね。世界中に何億台もあるだろうホストひとつひとつに唯一の番号ですから。
ひとりひとりのユーザーがそれを得るためにいちいちその筋(^^)に届け出るとしたら全世界的な規模でのIPアドレスの申請、取得がどのぐらい時間と手間をようすることか?
幸いわたしたちがインターネットを利用するときそんな困難はありません。なぜならインターネット接続サービスを提供してくれる各プロバイダーがすでにまとめて手続きをすませてくれているからです。
わたしたちはプロバイダーと契約するだけで簡単にグローバルなIPアドレスを取得できます。プロバイダーは自分の手持ちのアドレスを契約者にわりあてるだけですみます。
と言いつつ。ここにはちょっと陥穽(おとしあな)があるんです。
上の話はその割り当てられたアドレスが「固定」されたものであればそのまま通用します。
でも実際には「固定IPアドレス」をもっているユーザーは個人ではまだそれほど多くはないでしょう。
考えてみてください。これからOpenSimサーバーをネットに公開しよう、というパワーユーザーのあなたはともかくとして、ごくごく一般の人がインターネットをどういうふうに利用しているか?
たぶん一日のうちパソコンをネットに接続してる時間はごくわずか、という人がおおいんじゃないでしょうか?(ケータイでツイットするのは別にしてね^^)
外にでて働いてる人たちは出勤前と帰宅後に自宅のパソをたちあげるだけでしょうし、家にいる年配の方たちでも(たいてい)一日一回メールをチェックして、あとはたまにウエブで塩麴のレシピを確認するというのがほとんどじゃないかなと思います。(もちろんカップヌードル片手に一日モニター画面を睨んでるというご高齢の方も一部いらっしゃるでしょうが^^;)
そういう人たちにまで固定アドレスをわりふるのはある意味でネット資源のむだとも言えます。
そこでプロバイダーは「動的」なNATに似た仕組みで各契約者に「動的」にIPアドレスをわりふる仕組みをつかっています。
手持ちのIPアドレスのなかから空いているものを、そのときネットに接続している契約者にわりあてるのです。
これによってわたしたち契約者も固定アドレスの利用者よりずっと安い利用料でインターネットに接続することができるようになります。プロバイダーも取得するIPアドレスの数を節約できますし、世界的に不足してるIPアドレスをめったに利用しない人にありあてて枯渇させずにすみます。
つまり、これで八方すべてまるく収まるはずなんですが--
OpenSimをたちあげてサーバーをネットに公開しようという(パワーユーザーの)あなたはこのやり方では困ってしまいます。
なぜならひとたびサーバーをたちあげた以上、あなたのパソにはネット側からのアクセス--たとえばべつのパソの上のビューアー(クライエント)からの、あるいはグリッドサービス上の連動するサーバーからの--があらゆる瞬間にありうるからです。
このとき接続のたびに「動的」に変動するアドレスではうまく動くことはまったく望めません。
基本的にOpenSimは「固定された」「常時接続された」IPアドレスをもつホスト上で動くことを前提につくられています。
(まあこれが本来のインターネットの理想なんですけどね)
ダイナミックDNSとは?
これを解決するのには固定アドレスを取得するのが一番です。(できればふたつ以上取得してください。のちほどでてくるNATループバックの問題を回避するためです。)
でも固定アドレスの維持には財布との相談をしなけりゃなりませんよね。だいいちあなたがOpenSimに魅力を感じたのはたぶんセカンドライフとちがってシムを無料で所有できる、という見通しだったはずです。
シムを無料で手にいれられても固定アドレスの契約で負担がましてしまっては本末転倒ですねー。
で、残る解決策は--ダイナミックDNSというわけです。
まえに書いたように「ホスト名」(「ドメイン名」)はあなたのパソ(ホスト)に一対一にわりあてられたグローバルIPアドレスの「別名」です。
ですから接続するたびにこのアドレスが変動するプロバイダー契約者にはこれを名づけることができません。
「静的」--つまり固定されたもの、としては…。
でも「NAT」に似た技術をつかって「動的(ダイナミック)」にこれをわりつけることも技術的にはできるんです。
それをやってくれるのが「ダイナミックDNS」サービスです。--しかも無料のサービスもふくまれます。
たとえば「ダイナミックDNS」というキーワードでぐぐると…、
http://www.kooss.com/ddns/
http://www.eastcourt-rokko.com/domain/dyndns.html
上のようなサイトがヒットします。
こんななかからあなたは自分にあった「ダイナミックDNS」サービスを見つけてください。
ただし上のサイトにあげられているサービスがすべて使えるとはかぎりません。
この世界は変動がはげしくて、いままで使えたものが使えなくなったり、ということがよくあります。
たとえばダイナミックDNSの老舗(しにせ)として有名だった「Dyndns.org」はごく最近無料のサービスを終了してしまいました。
根気強くネットをさがして最良と思えるサービスをみつけてください。なおかつそのサービスが終わってしまわないか、ときどきチェックしてください。
まあ無料なんだからしょうがないよね^^