2012年02月11日
OpenSimにもふたとおり…
またオープンシムにもどります^^
えー、おなじようにオーエスと呼ばれることがあるためかOpenSimとOSgridの違いがよくわからなくなってしまってる方がいらっしゃるかもしれませんね。そのあたりすこしだけ詳しく^^。
OpenSimはセカンドライフライクな仮想現実をシミュレートするための「サーバーソフト」の名前です。
OSgridはOpenSimサーバーを相互に接続する公開されたグリッドを提供する「ネットサービス」の名前です。
このふたつはもちろん無関係じゃありませんけど、必然的にむすびついてるわけでもありません。
もともとOpenSimは二通りのモードで動かすことができるんです。ひとつがスタンドアロン、もうひとつがグリッドモードです。
スタンドアロンというのはOpenSimのサーバーを単独で動かす方法です。
そしてグリッドモードというのはOpenSimサーバーを公開されたグリッドサービスに接続して他のサーバーと情報を共有して使う方法です。
(うん、わかった! という方。べつにこの先は読まなくてもOpenSimを立ち上げてシムをOSgridに公開するのに何の問題もありません^^)
? という方のためにさらにつっこんでお話しますね。
わたしたちがセカンドライフのような複雑な仮想現実世界にログインしているとき、じつはひとつではなく複数のサーバーを同時に利用しています。
たとえばあなたがある南国を模したシムにいて海辺の景色をながめているとしましょう。ビューアーはそのなだらかに海につながる地形や海辺に立つリゾートホテルや南国風のカフェや道路や椰子の木など--を画面に描き出してくれています。
このためにあなたのPCのビューアーというクライアントはシムに存在する地形やそこに置かれたオブジェクトの情報がすべて収ているリージョンサーバーという名前の外部サーバーとやりとりしているわけです。
そこであなたがすてきな水着を着ている女性を見かけたとしましょう。あなたはその大胆なカットだけではなくクールなテクスチャーに惹かれました。
そのときあなたのビューアーは他のどれともちがうそのテクスチャを識別して描き出すためにアセットサーバーというサーバーにアクセスしています。
どうしてもその水着が欲しくなったあなたは同じものをゲットすべく、水着の彼女にいったいどこで手にいれたのかを質問したとします。彼女にIMを送るとき特定のアバターを他のアバターと識別するにはユーザーサーバー上の情報が必須です。
首尾よくお店の名前とランドマークを聞き出して、あなたはさっそくそのシムから別のシムに移動しようとします。そのときビューアーはシムの位置関係を記録しているグリッドサーバーを参照してあなたをテレポートをします。
最後に水着を購入して着替えるとき、あなたは自分のもちものが記録されているインベントリサーバーにアクセスすることになります。
いっぱいありましたね。OpenSimではこれらのサーバーは全部を一台のPCのなかで動かすこともできますし、分散して複数のPCで動かすこともできます。
あなたがスタンドアロンでOpenSimをたちあげるとき、これらのサーバーはすべてあなたのPCのなかで動きます。(当然グリッドサーバーにはPC外部のシムの情報はなくそこと行き来きはできません…)
それに対して、さきほど言ったようにグリッドモードというのは外部のネットワークにある「グリッド」にサーバーをつなげてOpenSimを動かす方法です。
「グリッド」というのは(升目という本来の意味のとおり)おのおののシムの位置座標を定まったものとして相互に接続する世界全体にひろげた大きな方眼紙みたいなものです。
グリッドは一部のグループにだけ公開することもできますし、広く一般の人につかってもらうこともできます。後者を公開グリッドサービスと呼び、OSgridはこの公開グリッドサービスのなかで最大のものです。
グリッドは単にシムが並ぶ広大な平面というだけではありません。さきほど書いたさまざまなサーバーもまたこのなかでうごいています。
OpenSimがグリッドモードで動いているときあなたのPCで働いているのはリージョンサーバーだけです。
そのほかのユーザー、グリッド、アセット、インベントリの各サーバーはそのグリッドを提供しているサービスが管理しています。
今回はすこし文字の量が多くてすみませんでした^^
えー、おなじようにオーエスと呼ばれることがあるためかOpenSimとOSgridの違いがよくわからなくなってしまってる方がいらっしゃるかもしれませんね。そのあたりすこしだけ詳しく^^。
OpenSimはセカンドライフライクな仮想現実をシミュレートするための「サーバーソフト」の名前です。
OSgridはOpenSimサーバーを相互に接続する公開されたグリッドを提供する「ネットサービス」の名前です。
このふたつはもちろん無関係じゃありませんけど、必然的にむすびついてるわけでもありません。
もともとOpenSimは二通りのモードで動かすことができるんです。ひとつがスタンドアロン、もうひとつがグリッドモードです。
スタンドアロンというのはOpenSimのサーバーを単独で動かす方法です。
そしてグリッドモードというのはOpenSimサーバーを公開されたグリッドサービスに接続して他のサーバーと情報を共有して使う方法です。
(うん、わかった! という方。べつにこの先は読まなくてもOpenSimを立ち上げてシムをOSgridに公開するのに何の問題もありません^^)
? という方のためにさらにつっこんでお話しますね。
わたしたちがセカンドライフのような複雑な仮想現実世界にログインしているとき、じつはひとつではなく複数のサーバーを同時に利用しています。
たとえばあなたがある南国を模したシムにいて海辺の景色をながめているとしましょう。ビューアーはそのなだらかに海につながる地形や海辺に立つリゾートホテルや南国風のカフェや道路や椰子の木など--を画面に描き出してくれています。
このためにあなたのPCのビューアーというクライアントはシムに存在する地形やそこに置かれたオブジェクトの情報がすべて収ているリージョンサーバーという名前の外部サーバーとやりとりしているわけです。
そこであなたがすてきな水着を着ている女性を見かけたとしましょう。あなたはその大胆なカットだけではなくクールなテクスチャーに惹かれました。
そのときあなたのビューアーは他のどれともちがうそのテクスチャを識別して描き出すためにアセットサーバーというサーバーにアクセスしています。
どうしてもその水着が欲しくなったあなたは同じものをゲットすべく、水着の彼女にいったいどこで手にいれたのかを質問したとします。彼女にIMを送るとき特定のアバターを他のアバターと識別するにはユーザーサーバー上の情報が必須です。
首尾よくお店の名前とランドマークを聞き出して、あなたはさっそくそのシムから別のシムに移動しようとします。そのときビューアーはシムの位置関係を記録しているグリッドサーバーを参照してあなたをテレポートをします。
最後に水着を購入して着替えるとき、あなたは自分のもちものが記録されているインベントリサーバーにアクセスすることになります。
いっぱいありましたね。OpenSimではこれらのサーバーは全部を一台のPCのなかで動かすこともできますし、分散して複数のPCで動かすこともできます。
あなたがスタンドアロンでOpenSimをたちあげるとき、これらのサーバーはすべてあなたのPCのなかで動きます。(当然グリッドサーバーにはPC外部のシムの情報はなくそこと行き来きはできません…)
それに対して、さきほど言ったようにグリッドモードというのは外部のネットワークにある「グリッド」にサーバーをつなげてOpenSimを動かす方法です。
「グリッド」というのは(升目という本来の意味のとおり)おのおののシムの位置座標を定まったものとして相互に接続する世界全体にひろげた大きな方眼紙みたいなものです。
グリッドは一部のグループにだけ公開することもできますし、広く一般の人につかってもらうこともできます。後者を公開グリッドサービスと呼び、OSgridはこの公開グリッドサービスのなかで最大のものです。
グリッドは単にシムが並ぶ広大な平面というだけではありません。さきほど書いたさまざまなサーバーもまたこのなかでうごいています。
OpenSimがグリッドモードで動いているときあなたのPCで働いているのはリージョンサーバーだけです。
そのほかのユーザー、グリッド、アセット、インベントリの各サーバーはそのグリッドを提供しているサービスが管理しています。
今回はすこし文字の量が多くてすみませんでした^^
JOG - ジャパンオープングリッドへの入り方その2
JOG - ジャパンオープングリッドへの入り方
JOG -ジャパンオープングリッド- とは?
OpenSimとWebの連携 (その4)
OpenSimとWebの連携 (その3)
OpenSimとWebの連携 (その2)
JOG - ジャパンオープングリッドへの入り方
JOG -ジャパンオープングリッド- とは?
OpenSimとWebの連携 (その4)
OpenSimとWebの連携 (その3)
OpenSimとWebの連携 (その2)
Posted by もとちゃ at 15:45│Comments(0)
│OpenSim(オープンシム)