2014年09月24日
JOG - ジャパンオープングリッドへの入り方その2
【Singularityの場合】
JOGへのビューアーとしてまずおすすめなのはSingularityです。
もしあなたがSLにいろいろ自作のオブジェクトを持っていてJOGに移植したいと望んでいるのであればXMLファイルを利用することになるでしょう。このXMLのエクスポート,インポート機能をもっているのがSimgularityビューアーだからです。
(追記:2015.09.04 -- FireStormではCOLLADA .daeでオブジェクトのインポート,エクスポートが可能です。SingularityのXMLはテクスチャー読み込みの設定にちょっと素直でない(^^;)ところがあるのでこちらのほうが使いやすいかもしれません)
Singularityはたとえばここからダウンロードできます。
たちあげると例えば「OSgrid 」にログインする設定になっているかもしれません。
Singulariy(18.5)の場合はこの赤く囲った部分にグリッドを選択する「グリッドリスト」のボックスとそれを編集する「グリッドマネージャー」を開くボタンがあります。
Singularityでないビューアーでもサードパーティのものはここに両者が表示されているかもしれません。あるいはひょっとして表示されていない場合でも「Ctrl + Shift + Gキー」のショートカットで両方あるいはグリッドリストだけが表示されるようになる場合もあります。(CoolVLは後者です)
OSgrdやAvinationやInworldzのようなメジャーなグリッドサービスは最初からこのグリッドリストのなかに名前が乗っています。ですからリストから選択するだけでログインできるようになります。
しかしざんねんながらいまのところメジャーではないJOGはリストに名前がないはずです^^;
(追記:2015/09/06 -- ぷれぽんさんのブログhttp://brepon.slmame.com/e1474677.htmlによると近頃はJOGもメジャーになったらしく対応したビューアーがでてきたようです^^)

その場合はグリッドマネージャーでリストにJOGの名前を登録しなければなりません。
Singularityのグリッドマネージャーボタンをクリックすると下のようなウインドウが開くはずです。

いちばん上のグリッドの名前のはいっている部分のすぐ下の「Create」を押すとこの画面のようになります。
ここで入力しなければならないのは赤枠で囲ってある空白の二カ所です。
上の「Login URI :」とあるところには (JOGサイトのトップページに書かれている) JOGRID.NET:8002 をいれてください。
下の「Grid Name :」には Japan Open Grid といれます。

下の「Apply」を押し「OK」でウインドウを閉じます。

これでリストにJapan Open Gridの名が登録されるのでグリッドを選択してあとはふつうにログインしてください。
【FireStormの場合】
公式についでSLのビューアーにFireStromを使ってる人は多いんじゃないでしょうか。FireStromはOpenSimのグリッドにはいるときにも使えます。

FireStormはSingularityとちがって「グリッドマネージャー」のボタンがありません。

グリッドの選択は画面左上の「ビューワ」→「環境設定」から行います。

グリッドマネージャーのウインドウがひらくので一番上の「Add New Grid」のところに JOGRID.NET:8002 といれて「Apply」ボタンを押します。

あとはそのままマネージャーウインドウのいちばん下の「適用」つづいて「OK」を押せば設定完了です。
【kokuaの場合】
グリッドマネージャーボタンがあるので問題はないと思います。 (グリッドリストのほうはCtrl + Shift + Gキーで出たりきえたりするようです^^;)

【CoolVLの場合】
使ってる人は少ないかもしれませんがグリッドマネージャーの開き方がちょっと変わっているのであえてとりあげておきます。
立ち上げたときの画面にはFireStorm同様ボタンはありません。Coolの場合は画面上の「Edit → Preferences 」で開く環境設定画面のなかの「Grid list」タブを選択するとグリッドマネージャー画面が開きます。設定そのものは他と同じなので特に問題はないと思います。
JOGへのビューアーとしてまずおすすめなのはSingularityです。
もしあなたがSLにいろいろ自作のオブジェクトを持っていてJOGに移植したいと望んでいるのであればXMLファイルを利用することになるでしょう。このXMLのエクスポート,インポート機能をもっているのがSimgularityビューアーだからです。
(追記:2015.09.04 -- FireStormではCOLLADA .daeでオブジェクトのインポート,エクスポートが可能です。SingularityのXMLはテクスチャー読み込みの設定にちょっと素直でない(^^;)ところがあるのでこちらのほうが使いやすいかもしれません)
Singularityはたとえばここからダウンロードできます。
たちあげると例えば「OSgrid 」にログインする設定になっているかもしれません。
Singulariy(18.5)の場合はこの赤く囲った部分にグリッドを選択する「グリッドリスト」のボックスとそれを編集する「グリッドマネージャー」を開くボタンがあります。
Singularityでないビューアーでもサードパーティのものはここに両者が表示されているかもしれません。あるいはひょっとして表示されていない場合でも「Ctrl + Shift + Gキー」のショートカットで両方あるいはグリッドリストだけが表示されるようになる場合もあります。(CoolVLは後者です)
OSgrdやAvinationやInworldzのようなメジャーなグリッドサービスは最初からこのグリッドリストのなかに名前が乗っています。ですからリストから選択するだけでログインできるようになります。
しかしざんねんながらいまのところメジャーではないJOGはリストに名前がないはずです^^;
(追記:2015/09/06 -- ぷれぽんさんのブログhttp://brepon.slmame.com/e1474677.htmlによると近頃はJOGもメジャーになったらしく対応したビューアーがでてきたようです^^)
その場合はグリッドマネージャーでリストにJOGの名前を登録しなければなりません。
Singularityのグリッドマネージャーボタンをクリックすると下のようなウインドウが開くはずです。
いちばん上のグリッドの名前のはいっている部分のすぐ下の「Create」を押すとこの画面のようになります。
ここで入力しなければならないのは赤枠で囲ってある空白の二カ所です。
上の「Login URI :」とあるところには (JOGサイトのトップページに書かれている) JOGRID.NET:8002 をいれてください。
下の「Grid Name :」には Japan Open Grid といれます。
下の「Apply」を押し「OK」でウインドウを閉じます。
これでリストにJapan Open Gridの名が登録されるのでグリッドを選択してあとはふつうにログインしてください。
【FireStormの場合】
公式についでSLのビューアーにFireStromを使ってる人は多いんじゃないでしょうか。FireStromはOpenSimのグリッドにはいるときにも使えます。
FireStormはSingularityとちがって「グリッドマネージャー」のボタンがありません。
グリッドの選択は画面左上の「ビューワ」→「環境設定」から行います。
グリッドマネージャーのウインドウがひらくので一番上の「Add New Grid」のところに JOGRID.NET:8002 といれて「Apply」ボタンを押します。
あとはそのままマネージャーウインドウのいちばん下の「適用」つづいて「OK」を押せば設定完了です。
【kokuaの場合】
グリッドマネージャーボタンがあるので問題はないと思います。 (グリッドリストのほうはCtrl + Shift + Gキーで出たりきえたりするようです^^;)
【CoolVLの場合】
使ってる人は少ないかもしれませんがグリッドマネージャーの開き方がちょっと変わっているのであえてとりあげておきます。
立ち上げたときの画面にはFireStorm同様ボタンはありません。Coolの場合は画面上の「Edit → Preferences 」で開く環境設定画面のなかの「Grid list」タブを選択するとグリッドマネージャー画面が開きます。設定そのものは他と同じなので特に問題はないと思います。
2014年09月24日
JOG - ジャパンオープングリッドへの入り方
さてたとえばOSgridの場合,ポータルページの「Join Now」をクリックするとこんな画面が開きます。

ここでアバター名とパスワードを登録することでアカウントがもらえます。この名前とパスワードはビューアーでOSgridにログインするのに使えるし,またブラウザでウェブ上のこのサイトそのものにログインするときにも使えます。

これに慣れている人はJOGの最初のアカウント取得--つまりこのページの右上「ログイン→新しいアカウントを制作する」で開くページをビューアーを使ってグリッドにログインするためのアバターの名前とパスワードであると錯覚してしまうかもしれません。

でもこれはあくまで「このサイト」にログインするためのID(名前)とパスワードなんです。
登録手続きするとメールアドレスに確認のメールが送られてくるので(ひょっとしたらブロックされてしまいスパムリストなどに入っているかもしれないのでもし届いてないという人はそっちを確かめてみてください)書かれたURLを開き登録手続きを完了します。
じつはJOGそのものにログインするためのアバター名とビューアーへのパスワードの登録はあたらめてこの画面からはじめなければなりません。

サイトのアカウントをとったのですでにページの右上にあなたの名前がでているはずです。そのすぐ下,JOGridのなかにある「アバター作成」をクリックしてください。

こんな画面が開くのでアバターの名前(セカンドネームはべつに「Resident」以外でも好きにつけられます)とパスワードを記入し,ホームとしてお好きな場所を選んでください。(もし特別な事情がないのであれば「Center Sim」にしておくのが無難です。)
「使用許諾に同意」に(ひととおり目を通した上で^^)チェックをいれ,「作成」ボタンを押してください。(「Sloodleとの連携」はいまは動いていませんので無視してけっこうです)
これでめでたくあなたのアバターが作られました。ビューアーにはこちらのほうの「名前」と「パスワード」をいれてJOGにログインしてください。
なんだかめんどーくさいなー,なんでサイトのアカウントとJOGそのものにログインするためのアカウントが別なの? と思われる人もいるかもしれません。それは仕様なんです^^;
といっちゃうともともこもないんですけど^^--JOGではホームサイトでのウェブページの管理にMoodleというコースマネージメントシステムを使っているので自然にそうなってしまうんです。
もともとMoodleとは「世界中の教育・研修機関で急激に採用を増やし続けているオープンソースの学習管理システム(LMS)」です(http://moodlejapan.org/home/)
学習管理システムですからほんらいはOpenSimとはほとんど関係のない分野のアプリケーションです。もともとMoodleは主として学校の教師など教育関係の人たちが学生たちの学習を助けたりコンピューターをつうじて学校生活の管理,あるいは成績管理,各種連絡などをスムースに行うためのツールです。
学生の学習管理のためのソフトだから生徒でない部外者が勝手にまぎれこむとややこしくなるのでコミュニティに入るときにいちいちアカウントを要求するように作られているわけです。
というわけで,とりあえずJOGのグリッドにビューアーでログインするための用意はととのいました。つぎは具体的なビューアーでの入り方ですが,せっかくJOGホームサイトへログイン出来るようになったのでサイトのメニューについてちょっとだけ見ておきましょう。

グリッドそのものに関する情報はこの赤枠の部分に集中しています。じつはMoodleはブロックという単位でウェブページを制作編集するように作られていて,MoodleとOpenSimをむすびつけているWebインターフェイスmodlosはブロックとしてこの位置に読み込まれるようになっているわけです。
アバター作成ページをふくめてOSgridなど他のグリッドサービスを利用したことがある人なら慣れ親しんだページが並んでいることがわかるでしょう。

JOGのホームサイトでもうひとつチェックしたほうがいいのはこのコースカテゴリの部分です。

教育支援用アプリケーションであるMoodleでコースといえばふつうは学生が履修すべき学習コースですが,JOGの場合グリッド管理スタッフからのさまざまなお知らせやユーザー相互の情報交換などのための各ページにここからアクセスできるようになっています。
とくにコミュニティから開く「チュートリアル」と「コミュニティフォーラム」にはすくなくとも一度ぐらい目をとおしておいたほうがいいと思います。


利用開始時のとまどいや疑問点はこのチュートリアルを読めばたいてい解消するはずです。

気楽に日本語でフォーラムに読み書きできるグリッドサイトはネット広しといえどもここJOGだけです^^
ここでアバター名とパスワードを登録することでアカウントがもらえます。この名前とパスワードはビューアーでOSgridにログインするのに使えるし,またブラウザでウェブ上のこのサイトそのものにログインするときにも使えます。
これに慣れている人はJOGの最初のアカウント取得--つまりこのページの右上「ログイン→新しいアカウントを制作する」で開くページをビューアーを使ってグリッドにログインするためのアバターの名前とパスワードであると錯覚してしまうかもしれません。
でもこれはあくまで「このサイト」にログインするためのID(名前)とパスワードなんです。
登録手続きするとメールアドレスに確認のメールが送られてくるので(ひょっとしたらブロックされてしまいスパムリストなどに入っているかもしれないのでもし届いてないという人はそっちを確かめてみてください)書かれたURLを開き登録手続きを完了します。
じつはJOGそのものにログインするためのアバター名とビューアーへのパスワードの登録はあたらめてこの画面からはじめなければなりません。
サイトのアカウントをとったのですでにページの右上にあなたの名前がでているはずです。そのすぐ下,JOGridのなかにある「アバター作成」をクリックしてください。
こんな画面が開くのでアバターの名前(セカンドネームはべつに「Resident」以外でも好きにつけられます)とパスワードを記入し,ホームとしてお好きな場所を選んでください。(もし特別な事情がないのであれば「Center Sim」にしておくのが無難です。)
「使用許諾に同意」に(ひととおり目を通した上で^^)チェックをいれ,「作成」ボタンを押してください。(「Sloodleとの連携」はいまは動いていませんので無視してけっこうです)
これでめでたくあなたのアバターが作られました。ビューアーにはこちらのほうの「名前」と「パスワード」をいれてJOGにログインしてください。
なんだかめんどーくさいなー,なんでサイトのアカウントとJOGそのものにログインするためのアカウントが別なの? と思われる人もいるかもしれません。それは仕様なんです^^;
といっちゃうともともこもないんですけど^^--JOGではホームサイトでのウェブページの管理にMoodleというコースマネージメントシステムを使っているので自然にそうなってしまうんです。
もともとMoodleとは「世界中の教育・研修機関で急激に採用を増やし続けているオープンソースの学習管理システム(LMS)」です(http://moodlejapan.org/home/)
学習管理システムですからほんらいはOpenSimとはほとんど関係のない分野のアプリケーションです。もともとMoodleは主として学校の教師など教育関係の人たちが学生たちの学習を助けたりコンピューターをつうじて学校生活の管理,あるいは成績管理,各種連絡などをスムースに行うためのツールです。
学生の学習管理のためのソフトだから生徒でない部外者が勝手にまぎれこむとややこしくなるのでコミュニティに入るときにいちいちアカウントを要求するように作られているわけです。
というわけで,とりあえずJOGのグリッドにビューアーでログインするための用意はととのいました。つぎは具体的なビューアーでの入り方ですが,せっかくJOGホームサイトへログイン出来るようになったのでサイトのメニューについてちょっとだけ見ておきましょう。
グリッドそのものに関する情報はこの赤枠の部分に集中しています。じつはMoodleはブロックという単位でウェブページを制作編集するように作られていて,MoodleとOpenSimをむすびつけているWebインターフェイスmodlosはブロックとしてこの位置に読み込まれるようになっているわけです。
アバター作成ページをふくめてOSgridなど他のグリッドサービスを利用したことがある人なら慣れ親しんだページが並んでいることがわかるでしょう。
JOGのホームサイトでもうひとつチェックしたほうがいいのはこのコースカテゴリの部分です。
教育支援用アプリケーションであるMoodleでコースといえばふつうは学生が履修すべき学習コースですが,JOGの場合グリッド管理スタッフからのさまざまなお知らせやユーザー相互の情報交換などのための各ページにここからアクセスできるようになっています。
とくにコミュニティから開く「チュートリアル」と「コミュニティフォーラム」にはすくなくとも一度ぐらい目をとおしておいたほうがいいと思います。
利用開始時のとまどいや疑問点はこのチュートリアルを読めばたいてい解消するはずです。
気楽に日本語でフォーラムに読み書きできるグリッドサイトはネット広しといえどもここJOGだけです^^
2014年09月24日
JOG -ジャパンオープングリッド- とは?
広大なネットの海にはOSgridをはじめとしてたくさんのオープングリッドが点在しています。たとえばFireStormのグリッド選択リストを開いてみると
3RD Rock Grid
Avination
AviWorlds
Craft World
FrancoGrid
Gay Nations
Inworldz
Island Oasis
Kitely
Littlefield Grid
Metropolis Metaversum
UFS Grid
Your Alternative Life
こんなぐあいにずらりとOpenSimベースのグリッドサービスの名前が並んでいます。そしてこれらのグリッドではOSgridもふくめてすべて英語(FrancoGridはフランス語のようですが)がつかわれています。
つまりこれらのサービスを利用するにはホームサイトでのアカウント取得からはじまってインワールドでの他人とのコミュニケーションや各情報の収集や発信をすべて外国語でこなさなければならないわけで,これは必ずしも語学が堪能とは言えないわたしのような一部の(大多数の?^^;)日本人にとってちょっと辛い状況です^^;

そこで--かんぜんにTVの通販番組風のいいまわしになりますけど^^;--そんな悩みを一気に解消するのが今回のタイトルにかかげたJOGグリッドサービスなのです。
Japan Open Gridのホームサイト
http://www.jogrid.net/wi/
を開くと,やれうれしや,「ようこそ!! Japan Open Grid へ」と日本語の挨拶がでむかえてくれます^^

さて,いま現在(2014年9月下旬)もとちゃブログで何度もご紹介してきたあのOSgridサービスがシステムトラブルのため長期にわたってダウンしています。そのためOSグリッドで行っていたわたしたちの勉強会が幾週にもわたって開けないという事態にいたっています。そのためやむなく全員がジャパンオープングリッドのアカウントを取得し,つい先日第一回目のJOGでの集まりを開催いたしました。(注)
しかしその過程でJOGのアカウント取得とインワールドへのログインという作業が思いの外むずかしいということが分かりました。じっさい当日あつまったメンバーのすべてをアバターとして目的のシムに集めるまでには勉強会として予定していた時間の倍以上かかってしまったぐらいです。
管理スタッフの方々の名誉のために言い添えておきますが,これは必ずしもJOGのホームサイトの説明が不十分であるという意味ではありません。そこには必要な事柄は十分書かれています。
ただSLやOSgridといういわば「大手」のグリッドサービスに慣れた者から見ると自前の管理システムでなくMoodleという一般公開されたコースマネージメントシステムを援用しているJOGのホームサイトのデザインは若干とまどってしまう部分を含んでいることも確かです。
加えて「大手」でないがためにビューアーのグリッドのリストに名前がなく(上のFireStormにもありませんでしたよね?^^)新たにリストにJOGの名前を登録する手順が必要である,という問題もあります。この手順,やっかいなことにビューアーごとに微妙にちがっているのでここでつまづいて立ち止まってしまう人もけっこういらっしゃるんじゃないでしょうか。
そこでもとちゃブログでは勉強会スタッフの「はまった」点を参考にしつつ,次回からJOGへのエントリー方法について可能な範囲で具体的かつケースごと説明していきたいと思います。
(注) こう言ってしまうとOSgridが使えないのでしょうがなくJOG に--というふうに聞こえますが,けっしてそれだけではありません。
じつのところJOGの身近さはそれはそれで捨てがたいひとつの魅力です。インワールドでであうユーザーがほとんど日本人であること,規模が小さいおかげでどこで誰がどんな活動をしているかが手にとるようにわかること,同じ理由から管理スタッフの方たちとのコミュニケーションが非常にとりやすいこと…これらの利点はSLやOSgridのような大きなグリッドサービスではとうてい望めないことです。
いつかメタバースが将来ひとりひとりにより親しいものになり,個人のいとなむ客間的バーチャルワールドが縦横にハイパーリンクで結ばれるようなネット社会が到来する日がくると予想する人たちがいます。JOGのような小回りのきくグリッドサービスはそうした時代への橋渡しの役目をもつものかもしれません。
3RD Rock Grid
Avination
AviWorlds
Craft World
FrancoGrid
Gay Nations
Inworldz
Island Oasis
Kitely
Littlefield Grid
Metropolis Metaversum
UFS Grid
Your Alternative Life
こんなぐあいにずらりとOpenSimベースのグリッドサービスの名前が並んでいます。そしてこれらのグリッドではOSgridもふくめてすべて英語(FrancoGridはフランス語のようですが)がつかわれています。
つまりこれらのサービスを利用するにはホームサイトでのアカウント取得からはじまってインワールドでの他人とのコミュニケーションや各情報の収集や発信をすべて外国語でこなさなければならないわけで,これは必ずしも語学が堪能とは言えないわたしのような一部の(大多数の?^^;)日本人にとってちょっと辛い状況です^^;
そこで--かんぜんにTVの通販番組風のいいまわしになりますけど^^;--そんな悩みを一気に解消するのが今回のタイトルにかかげたJOGグリッドサービスなのです。
Japan Open Gridのホームサイト
http://www.jogrid.net/wi/
を開くと,やれうれしや,「ようこそ!! Japan Open Grid へ」と日本語の挨拶がでむかえてくれます^^
さて,いま現在(2014年9月下旬)もとちゃブログで何度もご紹介してきたあのOSgridサービスがシステムトラブルのため長期にわたってダウンしています。そのためOSグリッドで行っていたわたしたちの勉強会が幾週にもわたって開けないという事態にいたっています。そのためやむなく全員がジャパンオープングリッドのアカウントを取得し,つい先日第一回目のJOGでの集まりを開催いたしました。(注)
しかしその過程でJOGのアカウント取得とインワールドへのログインという作業が思いの外むずかしいということが分かりました。じっさい当日あつまったメンバーのすべてをアバターとして目的のシムに集めるまでには勉強会として予定していた時間の倍以上かかってしまったぐらいです。
管理スタッフの方々の名誉のために言い添えておきますが,これは必ずしもJOGのホームサイトの説明が不十分であるという意味ではありません。そこには必要な事柄は十分書かれています。
ただSLやOSgridといういわば「大手」のグリッドサービスに慣れた者から見ると自前の管理システムでなくMoodleという一般公開されたコースマネージメントシステムを援用しているJOGのホームサイトのデザインは若干とまどってしまう部分を含んでいることも確かです。
加えて「大手」でないがためにビューアーのグリッドのリストに名前がなく(上のFireStormにもありませんでしたよね?^^)新たにリストにJOGの名前を登録する手順が必要である,という問題もあります。この手順,やっかいなことにビューアーごとに微妙にちがっているのでここでつまづいて立ち止まってしまう人もけっこういらっしゃるんじゃないでしょうか。
そこでもとちゃブログでは勉強会スタッフの「はまった」点を参考にしつつ,次回からJOGへのエントリー方法について可能な範囲で具体的かつケースごと説明していきたいと思います。
(注) こう言ってしまうとOSgridが使えないのでしょうがなくJOG に--というふうに聞こえますが,けっしてそれだけではありません。
じつのところJOGの身近さはそれはそれで捨てがたいひとつの魅力です。インワールドでであうユーザーがほとんど日本人であること,規模が小さいおかげでどこで誰がどんな活動をしているかが手にとるようにわかること,同じ理由から管理スタッフの方たちとのコミュニケーションが非常にとりやすいこと…これらの利点はSLやOSgridのような大きなグリッドサービスではとうてい望めないことです。
いつかメタバースが将来ひとりひとりにより親しいものになり,個人のいとなむ客間的バーチャルワールドが縦横にハイパーリンクで結ばれるようなネット社会が到来する日がくると予想する人たちがいます。JOGのような小回りのきくグリッドサービスはそうした時代への橋渡しの役目をもつものかもしれません。